JALカードの発行会社(JCB,VIEW,MUFG 他)の比較・選び方

JAL飛行機 旅行

JALカードは、いくつかのカード会社が発行しており、それぞれ選択できる国際ブランドも異なります。そして、一部サービスも少し異なります。

JALカードは、JALが直接発行しているのではなく、JCBやJR東日本のビューカード、三菱UFJニコスのDCカードなどと提携して発行しています。基本的にカード発行によって受けられるサービスはほとんど共通化しており、JALがカード会社にお願いして作ってもらっているような形になっています。

JALカードの基本的なサービスはほとんど共通化していますが、発行会社によって選択できる国際ブランドや、使える電子マネー、独自展開しているサービスなどが異なります。本項では、差別化が図られている部分について解説していきます。

JCB

発行できる種別:普通、CLUB-A、CLUB-Aゴールド、プラチナ、navi(学生専用)

発行できる国際ブランド:JCB

使える電子マネー:QUICPay、JMB WAONチャージ、Apple Pay (QUICPay, JCB Contactless)

JCBは、保険が充実していることが特徴的です。普通カードでも、ショッピングガード保険が付帯しており、プラチナカードでは旅行保険が他のカードに比べて非常に充実しています。

難点は、海外での利用可能店舗が少ないところですが、国内やアジア圏の利用が多いのであれば十分におすすめできます。

DCカード(三菱UFJニコス)

発行できる種別:普通、CLUB-A、CLUB-Aゴールド、navi(学生専用)

発行できる国際ブランド:VISA, Mastercard

使える電子マネー:JMB WAONチャージ、Apple Pay (QUICPay, Mastercard コンタクトレス ※VISAの場合はQUICPayのみ)

DCカードの大きな特徴は特にありませんが、VISAとMastercardを選択できる点は一番大きいです。日本を含む全世界で使うことができ、クレジットカードが利用できる場所であれば、断られることはほとんどないでしょう。

ビューカード(JR東日本)

発行できる種別:普通、CLUB-A、CLUB-Aゴールド

発行できる国際ブランド:JCB

使える電子マネー:Suica(モバイル対応)、Apple Pay (QUICPay, JCB Contactless)

このカードの大きな特徴は、やはりSuicaが内蔵しておりオートチャージにも対応していることでしょう。最近ではどのカードでもApple PayやGoogle PayでモバイルSuicaにチャージできるようになりましたが、原則ビューカード以外のカードではポイントやマイルが貯まらないようになっています。

交通系ICをよく利用する方や、JR東日本の定期券を利用する方にはおすすめです。

難点は、JCBブランドしか用意されていないこと、JMB WAONのオートチャージに対応していないこと、SuicaのチャージやJR東日本商品を購入した際に貯まるJREポイントから一度自分でマイルに交換しなければならない手間がある点です。Suicaのチャージも100円につき1マイル積算されるため、生活圏によっては100円につき1.5マイル貯めることができるJMB WAON対応カードを検討することをおすすめします。

小田急(JCB)

発行できる種別:普通、CLUB-A、CLUB-Aゴールド

発行できる国際ブランド:JCB

使える電子マネー:PASMOオートチャージ、Apple Pay (QUICPay, JCB Contactless)

小田急とJCBが発行するJALカードです。基本的にはJCBカードの内容とそれほど変わりませんが、小田急百貨店などの小田急ポイントサービス加盟店で決済すると、マイルだけではなく小田急ポイントも加算されます。

さらに、PASMOのオートチャージ設定に対応しており、別途記名式PASMOを持っていれば、改札を通る際にオートチャージされます。

難点は、JMB WAONに対応していない点であることと、国際ブランドがJCBのみである点です。

東急(三菱UFJニコス)

発行できる種別:普通、CLUB-A、CLUB-Aゴールド

発行できる国際ブランド:VISA, Mastercard

使える電子マネー:PASMOオートチャージ、JMB WAONチャージ、Apple Pay (QUICPay, Mastercard コンタクトレス※VISAはQUICPayのみ)

東急と三菱UFJニコスが発行するJALカードです。内容は前述したDCカードとそれほど大差ありませんが、東急百貨店や東急ハンズなどのTOKYU POINT加盟店では、ショッピングマイルの他にTOKYU POINTも得られます。

PASMOオートチャージにも対応していますが、200円チャージにつきTOKYU POINTが1ポイントしか貯まらず、マイルは積算されません。さらに、TOKYU POINT 2,000ポイントで1,000マイルと交換という仕組みになっており、400円チャージにつき1マイルしか貯まらない計算になります。こちらが、東急カードの最大の特徴であり、最大のデメリットです。

MUFG(三菱UFJニコス)

発行できる種別:普通、CLUB-Aゴールド、プラチナ

発行できる国際ブランド:AMEX

使える電子マネー:Apple Pay (QUICPay, AMEXコンタクトレス)

銀聯カードの発行、空港ラウンジ

「JAL アメリカン・エキスプレス・カード」という名称ですが、AMEXではなくMUFG(三菱UFJニコス)が発行しています。MUFGアメックスの大きな特徴としては、普通カードでもカードラウンジに入ることができ、同伴者も1名無料になる点です。一般的なカードでは、ゴールドカードでも本人だけ無料となることが多く、プラチナカードでようやく同伴者1名が無料になります。また、中国によく旅行に行く方には嬉しい銀聯カードも追加カードとして発行できます。基本的に中国国内ではVISAやMastercardなどのクレジットカードを使うことがほとんどできず、銀聯カードしか対応していないお店が多くあるからです。

難点としては、AMEXが発行しているアメックスカードではないことが挙げられます。ANAのAMEXカードはAMEXが発行しており、ステータスも格上でサービスも比較的充実しています。一方JALはMUFGがAMEXとパートナー契約を結んで作ったAMEXカードなので、どことなく偽物感が否めません。

また、国内外で利用できる場所があまり多くない点もAMEXのデメリットです。日本国内ではJCB加盟店で利用できることが多いですが、それでもVISA/Mastercardの方が強く、時々対応していないお店を見かけます。

ダイナース(三井住友トラストクラブ)

発行できる種別:CLUB-Aゴールド

発行できる国際ブランド:ダイナース

使える電子マネー:Apple Pay (QUICPay)

ダイナースは年会費が30,240円とプラチナカード並ですが、サービスも同様です。ダイナースはステータスカードと言われており、富裕層向けのクレジットカードですが、使い勝手が良くないのが大きな難点です。

日本国内ではJCB加盟店で利用できる場合もありますが、JCBやAMEXよりも使い勝手が悪く、あまり出番がないカードかもしれません。北米ではDISCOVERカードの加盟店で利用することが可能ですが、それ以外の国ではほとんど使い物になりません。

そして、ダイナースカードの知名度もそれほど高くないことから、ステータスを感じているのは自分だけ、という残念なことになってしまうかもしれません。

自身にあった発行会社、国際ブランドを

発行会社によっても使い勝手が大きく異なるため、どれが自分の使い方にあっているかを考える必要があります。

JMB WAONを利用したい方は、ビューカードを発行できませんし、Suica/PASMOを優先するとJCB以外は選べなくなってしまいます。

また、国際ブランドによって利用できるお店が大きく異なるため、海外さまざまな国で利用したい方は、VISAもしくはMastercardを選べるDCカードが一番無難です。JCBでも最近は使える場所が増えてきましたが、欧州圏では少し厳しい印象です。

自身に合ったJALカードを選びましょう。

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