JAL上級会員「JMBダイヤモンド」になる方法と特典一覧

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JMBダイヤモンドは、JALのステータスの中で最上位に位置し、ワンワールドステータス「エメラルド」が与えられます。

正直に言うと、JALグローバルクラブ会員がなれるJGCプレミアと比べるとそれほど大きな特典の差はありません。JGCのサファイア会員資格維持のようにエメラルド資格を維持することもできないので、JMBダイヤモンド修行をしようとする人はほとんどいないでしょう。

それでも、JALの最上位ステータスであることには変わりはなく、細かな点でJGCプレミアよりも優遇されています。

本記事では、JMBダイヤモンドになる方法とさまざまな特典について紹介していきます。

JMBダイヤモンドにはどうやったらなれる?

JMBダイヤモンド会員になるには、1月~12月の間に100,000FOP(内JAL便50,000FOP以上)、もしくは120回(内JAL便60回以上)搭乗かつ35,000FOPを取得する必要があります。

100,000FOPの獲得はハードルが高く、長距離国際線のビジネスクラス・ファーストクラスを何度も利用したり、毎日のように出張で飛行機を利用しない限りは取得するのが難しいステータスです。

参考までに、東京・ロンドンの往復をビジネスクラス運賃(125%)で搭乗した場合の獲得FOPは、往復16,336FOPです。ファーストクラス運賃(150%)でも往復19,442FOPです。

ファーストクラス約5往復分と非常にハードルは高いものの、JALはFOPが貯まるキャンペーンを積極的に実施したり、JALのステータス会員は国内線搭乗時のFLY ONポイントを1ヶ月間だけ2倍にできるキャンペーンも実施しています。それらを活用すると、JMBダイヤモンドにも少し手が届きやすくなるでしょう。

JGCプレミアとの違い

JMBダイヤモンドの一つ下のステータスであるJGCプレミアも、ワンワールドエメラルドのステータスを獲得でき、受けられる特典自体はそれほど大差がありません。

  • JAL・アメリカン航空利用時のボーナスマイルが105%(ダイヤモンドは130%)
  • サービスセレクションの特典が30,000円分(ダイヤモンドは60,000円分)
  • ダイヤモンド特典航空券との交換はできない
  • JALグローバルクラブに入会する必要がある

大きな違いはこれぐらいで、わざわざJGCプレミアから頑張って目指すほどではないのが正直なところです。

ファーストクラスラウンジの利用や優先搭乗など、表面的なサービスではJGCプレミアとJMBダイヤモンドは同じように優遇されます。

JGCプレミアは、JMBダイヤモンドと同様にワンワールドステータスがエメラルドになるため、他社を利用する際も全く同じように扱われます。

JMBダイヤモンド会員限定の特典

ボーナスマイルが最大130%

JAL便、アメリカン航空便では130%、ブリティッシュ・エアウェイズ便・イベリア航空便では100%のボーナスマイルが積算されます。

JGCプレミアに比べると、JAL・アメリカン航空便が105%から130%に、イベリア航空便を利用時のボーナスマイルが50%から100%に上がります。

JALを利用した際の獲得マイルが2倍以上になるので、ミリオンマイラーも夢ではありません。

約60,000円相当のサービスセレクション

JMBダイヤモンドでは、お好きな優待サービスを選べるサービスセレクションが受けられます。2019年度は以下の特典が選択できました。

  • eJALポイント60,000円分
  • パートナー(配偶者など)に同等資格とフラワーギフトを付与
  • リンベルスマートギフト51,000円分
  • 2,000円分JALクーポン25枚とラウンジクーポン3枚
  • 選べるギフト

JMBダイヤモンド会員は、約60,000円分のサービスで、JGCプレミア会員は、約30,000円分のサービスを一つ選ぶことができるようになっています。

JMBダイヤモンド特典航空券との交換ができる

JMBダイヤモンド特典航空券は、国内線の特典航空券の枠で空席がなくても、一般席に空席があれば必要マイル数の2倍で交換ができる特典航空券です。

通常の必要マイル数が12,000~15,000マイルなので、JMBダイヤモンド特典航空券は往復で24,000~30,000マイルが必要です。

10,000マイルを11,000 eJALポイントに変換できることを考えると、それほどお得感はないように見えます。しかし、割引運賃に比べると比較的予約の変更が柔軟で、出発日前日の23:59までに変更でき、出発前日まで予約ができるようになっており、場合によってはeJALポイントに交換して利用するよりもお得になります。

マイルの使いみちに困るほどのJMBダイヤモンド会員にとっては魅力的な特典ではないでしょうか。

JGCプレミア・JMBダイヤモンド共通の特典

ファーストクラスラウンジが利用できる

JALファーストクラスラウンジ・JALサクララウンジ、JAL提携ラウンジ、ワンワールド加盟会社の上級会員ラウンジが利用できます。

定評のある国際線サクララウンジ、より上質な空間の国内線ダイヤモンド・プレミアラウンジ、国際線ファーストクラスラウンジを搭乗クラスに関係なく入室できます。

国際線ファーストクラスラウンジでは、サクララウンジよりも多くのアルコールが提供され、食事もさらに豪華になっています。

ワンワールド加盟会社のファーストクラスラウンジを始めとする、エメラルドステータスが対象のラウンジも利用可能です。他社のファーストクラスラウンジを利用できるステータスプログラムはワンワールドだけです。

マイルの有効期限が撤廃される

JMBダイヤモンド会員は、マイルの有効期限が撤廃されます。JGCプレミアもしくはJMBダイヤモンドの会員資格を維持している限りは、マイルの有効期限が発生しません。搭乗が多いミリオンマイラーにはありがたい特典です。

JGCプレミア・JMBダイヤモンドの資格が失効した場合は、失効したその時から全マイルに最低3年の有効期限が発生します。

国内線JGCプレミア・ダイヤモンド専用保安検査場が利用できる

羽田、伊丹、福岡などの主要空港に設置されているJGCプレミア・ダイヤモンド専用保安検査場が利用できます。

JMBサファイアやJGC会員が利用できるJGCエントランスとの違いは、専用ラウンジに直結しているかしていないかの違いです。

JGCエントランスは、専用の入り口から会員専用の保安検査場につながっており、スムーズに通過できることに変わりはありませんが、保安検査場から出た後は、一般客と同じ場所に出ます。

JMBダイヤモンドが利用できる専用保安検査場は、保安検査場が独立しているだけではなく、そのままファーストクラスラウンジに行くことができます。

国際線ファストセキュリティレーンが利用できる

国際線で優先保安検査場(ファストセキュリティレーン)が利用できます。国内の空港は、成田空港第二ターミナルのみが対応しています。搭乗券とJGCプレミアのステータスカードを提示することで、本人と同伴者1名が利用可能です。

海外では、ワンワールドエメラルドステータスが対象のファストセキュリティレーンを利用することができます。その場合は同伴者は利用できず本人のみが対象です。

預け荷物の許容量が増える

JALおよびワンワールド加盟会社搭乗の際に、預け荷物の無料許容量が増加します。

JAL国内線ではプラス20kg、国際線では32kg以内の荷物をプラス1個預けることができます。

ワンワールド加盟会社では、重量制の便ではプラス20kg、個数制の便では最大2個に増えます。

JAL国際線プレミアムエコノミー・エコノミークラス搭乗時は、無料預け荷物が23kgから32kgに増え、3つまで預けることができます。

キャンセル・空席待ちが優先される

最優先で予約時のキャンセル待ち、当日の空港での空席待ちが扱われます。

JAL便では最上位のランクSとして空席待ち・キャンセル待ちが扱われ、どの会員ランクよりも優先的に扱われます。ランクSの会員はあまり多くないため、ほとんどの場合でリクエストが通るでしょう。

当日航空券を購入する方やオープン券を持っている方はもちろん、クラスJやファーストクラスへの当日アップグレードの空席待ちも同様に適用されます。

ワンワールド加盟会社でも最上位のエメラルドステータスとして、優先的にキャンセル・空席待ちが扱われます。

優先搭乗ができる

他の乗客より先に搭乗することができます。長蛇の列で待たされることもほとんどありませんし、オーバーヘッドビン(上の荷物棚)にいち早く荷物を入れることができるため、少し離れた場所に荷物を入れる必要がなくなります。

JAL国内線では事前改札の次に行われる最初の優先搭乗で、ファーストクラスの乗客、JGCプレミア会員、ワンワールドエメラルドステータスの方々と同じタイミングで乗ることができます。

JMBダイヤモンド会員であればビジネスクラス以上を乗る人がほとんどかもしれませんが、他のビジネスクラス利用者よりも先に搭乗することが可能です。

JAL以外のワンワールド加盟会社でも、ワンワールドエメラルドステータスとして優先搭乗ができるため、基本的にはファーストクラスと同じタイミングで搭乗できます。

専用カウンターでのチェックイン

国内線の主要空港では、ファーストクラスチェックインカウンターと、JALグローバルクラブ専用カウンターでのチェックインが可能です。

それ以外のカウンターでは、長い列に並ぶ必要がありますが、上級顧客向けの専用カウンターは空いていることがほとんどなので、列で待つ必要もなく快適に利用できます。

国際線では、JALファーストクラスチェックインカウンターの利用が可能で、ワンワールド加盟会社の便でも、ファーストクラスカウンターをはじめとするワンワールドエメラルド会員が対象のチェックインカウンターがあれば、そちらでチェックインが可能です。

優先的に預け荷物を受け取れる

JMBダイヤモンド会員は、チェックインカウンターで荷物を預ける際に優先タグが付けられます。預け荷物を受け取る際に優先的に荷物が出てくるようになるため、スムーズに税関もしくは出口へ向かうことができます。

国内線、国際線どちらでも適用され、その他のワンワールド加盟会社でも適用されます。ただし、一部のコードシェア便およびブリティッシュ・エアウェイズ運航便では適用されません。

JAL最上級会員「JMBダイヤモンド」まとめ

最上級会員資格であるJMBダイヤモンド、エメラルドステータスは、ファーストクラスラウンジが利用でき、マイルの有効期限が撤廃されるなど、より優れたサービスを受けることができます。

しかし、JMBダイヤモンド会員への道のりは非常に長く、JGC修行のように頑張れば手が届くほどではありません。JGCのように目指してなるものというよりは、飛行機を利用する頻度が多いビジネスマンが必然的にそうなってしまったという方が多い印象を受けます。

個人的には最上級会員(エメラルド)を目指すのであれば、ほとんどの特典が共通しているJGCプレミアでも十分なのではないかと思います。

JALグローバルクラブに入会する必要があり、JGCプレミアに必要な80,000FOPの獲得もそれほど簡単ではありませんが、JGC修行から少し頑張れば到達も不可能ではありません。

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