JALとANA、何が違うの?路線、サービスの比較

JAL飛行機 旅行

日本の二大エアラインと言えばJAL(日本航空)とANA(全日本空輸)ですが、両社ライバル関係でありよく比較されます。

「JALとANA、どちらの方が良いの?」という質問もよく受け、JAL派の筆者は当然JALを推すわけですが、具体的にANAと比べてどこが良いのか、ANAと比べて微妙な点はどういった点なのでしょうか。

本記事では、就航都市やサービス面などの、実際に飛行機を利用する際に感じるポイントを中心に比較していきます。

他の記事では、マイレージの貯まりやすさや、上級会員に関わるステータスプログラムについて個別に比較しています。

就航都市

かつては、国際線のJAL、国内線のANAと言われていました。しかし、2010年にJALが経営破綻をし公的支援を受けたため、就航都市や空港の発着枠、サービス面において制限がかけられた結果、ANAが圧倒的優勢になっていました。これでもかというぐらいJALは不利な状況になっていましたが、2017年3月末でJALに課せられてた制限も失効し、JALの反撃が始まります。

いまでも、ANAは国内線・国際線どちらも優勢でありますが、ANAから提携航空会社を何社も奪ったり、サービスの改善を積極的に行ったりするなど、徐々にその差も埋まりつつあります。

羽田空港国際線の枠も、前述の公的支援によりANAが優遇されるようになってしまったため、JALの羽田発着便はあまり多くありませんが、ロンドン、パリ、ニューヨークなどの主要路線は徐々に成田からシフトしているようです。

提携会社

ほとんどの大手航空会社は、アライアンス(航空会社連合)に加盟し、アライアンス同士で共同運行を行ったり、マイレージやサービスの提携を行っています。

提携会社が多ければ多いほど、チケットの選択の幅が広がり、マイルが貯まりやすくなるなどのメリットがあります。

JALが所属しているのは、15社が加盟しているワンワールド、ANAが所属しているのは、最も多い28社が加盟しているスターアライアンスです。スカイチームに加盟している航空会社は日本にはありません。

しかしJALは、ワンワールド以外の18社とも個別に提携を結んでおり、内8社がスカイチームに加盟しています。コードシェア(共同運行)に限らず、マイレージの提携や共同事業を積極的に行っており、徐々に提携社数を増やしつつあります。

ワンワールドメンバーでありながら、多くのスカイチームメンバーと組んでいるという異端児がJALなのです。JALが経営破綻したときも、デルタ航空の支援でスカイチームに移籍直前まで話が進んだほどです。

サービス

サービス面は、どちらも大差がないほど優れたサービスを提供していますが、どちらかといえばJALの方がサービス面に力を入れていると感じています。

国内線Wi-FiはANAよりも2年先行して無料開放しており、速度も比較的安定しています。地方路線や小型機材でもWi-Fiに対応しているため、退屈することもないでしょう。

国内線の座席の種類もJALに軍配が上がります。JALは、ファーストクラス、クラスJ、普通席の3種類で、地方路線でもクラスJを提供していることがほとんどです。ANAは、JALのファーストクラス相当であるプレミアムクラスと普通席のみで、プレミアムクラスも主要路線でしか提供していません。提供される機内食も、JALは食器で温かい食事が提供され、メニューも好評のようですが、ANAは提供される弁当が冷たいとやや不評のようです。

クラスJは、提供路線も多く、プラス1,000円とは思えない快適なシートです。普通席もANAより若干広く、本革シートを採用しているJALの方が座り心地は上と言えるでしょう。

国際線

国内線サービスは、JALの方が一つ上の印象でしたが、国際線はどうでしょうか。

航空会社格付けのSKYTRAXでは、どちらも5つ星を獲得しており、大きな差はそれほどありません。

個人的な体感としては、どちらも優れたサービスを提供していますが、強いて言えば、機内食と座席はJALの方が良いと感じることが多く、同じ値段で乗れるのであればJALの方を選びます。

しかし、ANAは羽田発着便が多く、乗り継ぎで地方から来る方や東京都内在住の人にとっては、利便性が高いのも事実です。

さらにANAは、JALの牙城であるハワイ線にジャンボジェットのA380を導入し、3列席をフラットに使えるカウチシートなど様々なサービスで、JALに対抗しようとしています。

JAL×ANA まとめ

かつてはANAの陸マイラーが多かったこともあり、ネット上の比較記事にはANA派のANA寄りの記事が多くありましたが、今回はJAL派の筆者が冷静に分析しながら比較記事を書いてみました。

細かい点を比較していくとJALの方が個人的には好みですが、JALもANAも素晴らしいサービスを提供しているため、快適に過ごせると思います。

2010年に経営破綻し公的支援を受けたことから、羽田発着便が少ないなどJALがやや不利に動いていましたが、最近ではその遅れも取り戻しつつあり、サービスや様々なプログラムを充実させることで、ANAを追い抜こうとしている印象です。ANAもそれに負けずに海外の就航都市を増やしたり、国内で初めてA380を導入してJALの牙城であるハワイ線に力を入れるなど、今後の二社の展開はさらに面白くなりそうです。

タイトルとURLをコピーしました