筆者は新卒2年で会社を辞めた。
今思えば就活のときこうしておけば良かったな~とか、大学・高校生活で正しい選択ができてなかったとか、思うところがたくさんある。
拙い文章ではあるが、それをまとめてみた。
「人がいい」って何?
給与体系、仕事内容、休日、色々あるが一番は“人”である。
就活中、会社説明会でよく目にすのが、人事担当が先輩社員を連れてきてのインタビュー。
「会社のどこが好きですか~?」という問いに、
「“人”です(照)」
とかいう茶番劇を幾度と拝見させてもらったが、これはあながち間違いではない。
当時の筆者は「またこれか、もうそれお腹いっぱいだよ」と聞く耳を持たなかったが、その重要性を入社後に知ることになる。
ただ、その本当の意味は会社の構成部分から読み取れるケースが多い。
「人」がいいと答えた会社の特徴は、
①新卒採用を毎年行っている
②中途採用の社員数が少ない
③独立した会社である(子会社でない)
④教育体制が整っている
⑤役員・ポスト職が内部の人間
という点にある…と分析。
これのどれかが欠けていると、組織に変な空気が流れている。
就活生が陥りやすい罠
筆者の勤めていた会社は実は先に挙げた全てが欠けていた。
「人がいい」というのはつまり、働きやすくてみんな笑顔ってこと。
例えば、中途の社員ばかりで構成されている会社、天下りでポストに就いている会社、実質的に親会社から支配されている会社…
こんな会社は働いていて楽しいはずは無い。
学生が就活でうまくいかなくなってくるとよくやるのがネームバリューだけで会社を選ぶこと。
例えば「三井○○株式会社」とか「東芝○○株式会社」とか。
頭にデッカイ会社の名前が付いているから安心だろうと思って入ると痛い目を見ることになる。
「安心」という意味では会社が潰れることはないのである意味正しいが、逆に低賃金で親会社から奴隷のように使われる危険性があるのでそれは覚えておいたほうがいい。
基本的に子会社が存在するのは、親会社がやりたくないから。
自分のところでやった方がいいならわざわざ子会社化しない。
従って、仮にもそのような会社を選ぼうとするのであれば仕事内容をしっかり見て企業研究を抜かりなく行うべきだ。