TBS系番組「私の何がイケないの?」でマイケル富岡が1億2千万円の豪邸をリフォームした。
マイケル富岡の自宅リビングは、夏は熱く、特に冬は冷蔵庫のように冷え切るという。
これは明らかに住宅の断熱効果がなくなっている、もしくは施されていない、いわゆる欠陥住宅というもの。
せっかくの大豪邸を普段は地下の寝室で過ごしているという悩みを打ち明け、その問題を解決するため「断熱リフォーム」をすることを決意した。
あなたの家は大丈夫?断熱性能のチェックポイント
断熱性能が損なわているかどうかは簡単にチェックできる。
チェックポイント① 屋根に積もった雪が溶けるスピード
断熱性能が失われている屋根というのは、暖房で温めた熱が外に逃げている証拠。
つまり、いくら暖房の温度を上げても一向に部屋が暖かくならなかったり、屋根に積もった雪が溶けている家屋というのは断熱性能が失われている可能性が高い。
チェックポイント② 部屋の隅にカビが発生していないか
昔は高温多湿の梅雨の時期だけにカビの発生が懸念されていたが、今では1年を通してカビが発生する条件が整っている。
中でも、部屋の隅は外壁2方向から冷やされるため断熱が行いにくく結露によってカビが発生してしまう。
カビが発生しているということはその部分から熱が逃げていることと、部屋全体の喚起・循環・断熱が上手く行われていないことを意味する。
チェックポイント③ 実際に目視で確認してみよう
床や天井を覗ける環境にあるなら、実際に断熱材がどのような状況になっているか確認してみよう。
本来断熱材は隙間なくきっちり敷き詰められていなければならない。
時間が経つと垂れ落ちたりするので、実際に目で見て確認することが一番早い。
断熱リフォーム費用・価格を概算で算出
「もうだめだ…完全に断熱効果が失われている…」
というマイケル富岡さんタイプの残念な方に用意されたものが「断熱リフォーム」
コスト比較はこちらから参照。
部分的な改修だと、それぞれの事情によるが、一般的な家屋で大規模な改修を行おうとすると(解体工事・窓全交換)だと300~400万弱で工事が可能。
断熱リフォームの効果
①夏は暑くなりにくく、冬は冷えにくい
断熱リフォームを行うことで、外気によって左右されにくくなる。
夏の猛暑であっても部屋の内部が30°を超えることはなくなり、冷房も低温の弱風で乗り切ることが可能になる。
②エアコンの効果が高まる
断熱材の効果を高めることで、外気に左右されなくなると同時に、部屋の内部の温度も外に伝わりにくくなるため、一度部屋を適温にしていればあとは空気を循環させるだけに留めればよくなる。
節電にもなるし、温度差で体調を崩す懸念も緩和される。
③カビの発生を抑えることができる
部屋を適温に保ち、空気を循環させる環境を整えればカビは発生しなくなる。
カビの発生は、ダニやノミの発生にもつながり、小さい子供だとアレルギーの原因にまでつながり悪循環を生む。
根源を正せばこれらのストレスを解消することができるというわけだ。
マイケル富岡邸の断熱リフォーム
中居正広のブラックバラエティで一度紹介があった噂のリビング。
こちらが冬は冷えっ冷えなんて想像もできませんね。
部屋の隅っこはカビだらけなんでしょうが、うまく隠しているみたい。
本当は地下を寝室にする予定はなかったのだが、寒すぎて地下しか選択肢が無かったというのが正しい。
皆さんももし思い当たるフシがあるのであれば、冒頭申し上げたチェックポイントを参考に家の断熱性能を確認してみてはいかがだろうか。