「一発芸なんてパワハラだ!!」
そう声に出して言いたいのはすごく分かるんですが、日本にはこのような文化がまだまだ染み付いています。
しかも何だかんだいって結局いい感じで終わるので各社「恒例行事」みたくなってしまう。
新卒として入社した方であれば間違いなくやらされることでしょう。
また12月が繁忙期の会社は11月に忘年会を行う所も多いみたいですから、これから年末にかけて頭を悩ます日々が続くと思います。
そんな方達のために、会社で何年も年末の出し物を見てきた筆者がそのコツを伝授したいと思います。
流行りものをやっておけば間違い無い!
忘年会・納会に限ってはとりあえず今年流行ったものを抑えておけばまず間違い無いでしょう。
特に2014年はある意味で「豊作」。
ネタだらけの一年とも言えます。
2014年のトレンド
・妖怪ウォッチ
・STAP細胞、小保方晴子
・ゴーストライター佐村河内守
・アナと雪の女王
・CHAGE&ASKA
・野々村竜太郎議員
・サッカーワールドカップ
・ベネッセ
・錦織圭
・浅田真央
・ダメよ~ダメダメ~
準トレンド
去年からなお人気のあるもの。
出し物としては鉄板のもの。
また、去年のものは「古い」という意味であえて使うことで笑いを取ることもできる。
・ももいろクローバーZ
・AKB48
・ふなっしー
・今でしょっ!
・あまちゃん
・スギちゃん
どうやってこれを一発芸・出し物に繋げるか
やるなら完成度を高め、本物の「芸」としとお見せする方がいいです。
長年一発芸を見てきた筆者としては、一番王道で、
見ていて飽きがこないものは、踊り。
去年だとあまちゃんやももクロ、AKB48の恋するフォーチュンクッキー
これを、今年流行ったギャグと組み合わせたり、男子が女装してやるとすごく盛り上がります。
もちろん若い子達がやってくれるとその10倍は盛り上がる。
今年流行った歌に乗せて、今年流行ったギャグを織り交ぜる。
正直これだけでいいです。
今年横行するであろうネタ
恐らく今年は「妖怪ウォッチ」×「何か」の組み合わせの出し物が多くの会社で行われることでしょう。
妖怪ウォッチを踊る小保方晴子
妖怪ウォッチを踊るASKA
また、
YAH!YAH!YAH!を歌う野々村議員
アナと雪の女王を演奏する佐村河内守
などなど。
音楽ネタが豊富な年だと比較的やりやすく、芸人や話題になった人と組み合わせることで面白さが倍増する。
少し高度なテクニックだと、誰か有名な芸人さんの芸風を真似ながら、一年の出来事を漫才で振り返るというのも盛り上がりますね。
王道は身内ネタ
ただ、何よりも一番盛り上がるのは芸能ネタではなく、身内ネタです。
会社の中でのネタが実は一番盛り上がるんです。
例えば、
- 上司のモノマネ・口癖
- 人事ネタ(異動・左遷・処分ネタ)
- 仕事・会社のあるある
- 会社で起きた出来事・事件
なぜこれが一番盛り上がるかというと、みんなが知っているからです。
みんなの共通認識であればあるほど、ネタは受けます。
だから、今年流行したものは、みんな当然知っているのでウケる。
あなたは芸人ではないので、大ウケを狙う必要はありません。
盛り上げるのが仕事。
従って、音楽・ダンスなどみんなが手拍子しやすいモノは
体が温まって「なんだか楽しいな」と感じ、場が盛り上がるわけですね。
身内ネタはそのスキマスキマにねじ込んでアレンジしていくのがコツです。
ちなみに世のお父さんたちは忘年会や納会で、新卒達がやるネタを見て今年流行ったものを知ることになります。
父「そんなの関係ねえ!そんなの関係ねえ!どうだ!面白いか!?」
娘「お父さん…それ古いよ…」
情報が古いのは当たり前。
ただ世のお父さんたちはテレビを見る暇もないくらい忙しいということ。
少し暖かい目で見守って下さい。
まとめ
できれば1人ではなく、周りを巻き込み複数人で芸をやってください。
それは、
- リスク分散
- 1人では出せない盛り上がり
- 相乗効果で完成度は高くなる
やる内容は流行りものの踊り。
今年だったら妖怪ウォッチの「妖怪体操第一」は鉄板です。
言葉は悪いですが、これが4000万回以上も
再生されている日本って面白い国だと思いませんか??
恐らくこれから年末にかけてさらに再生回数は伸びてくるでしょうね。
現在の再生回数は…
意外にも今20~30歳の方たちよりそれ以上の40~50代の方の方が妖怪ウォッチを知っています。
何故なら、ちょうど妖怪ウォッチ世代のお子様を抱えている方が多いからです。
どうせやるなら楽しんでやったほうが絶対に成功します。
一番ダメな例は、「やらされてる感」を出して行うこと。
もう3~4年我慢すれば、「見る側」の立場になれますから、そうなったら楽しくて楽しくてしょうがないですから、“今は”我慢して。
それに、正直言って新卒から3年目なんて会社に貢献している成果度なんてたかが知れています。
それなのに新卒として毎月20万もの給料をもらっているなんて、本当にありがたいことだと思いませんか?
恩返し
一年間、会社に面倒見て頂いたことを感謝するという意味で、皆さんを楽しませて上げてください。