12月が繁忙期という会社は11月に忘年会をやってしまう、という所もあると思います。
私の会社でもそうですが、忘年会といったら部署ごとの「一発芸」が定番でこの時期になると皆さん頭を抱えています。
そんな悩める方たちのために、私が長年見てきた「これは面白い」というネタをいくつかご紹介したいと思います。
歌とダンスの流行モノで責める!!
会社で行う出し物は、みんなが知っていればいるほどウケはいいものです。
流行語大賞に選ばれたモノや、流行った歌、流行った芸人など、定番であればあるほど効果があると思っていただいて構いません。
信じられないかもしれませんが本当の話。
逆に変に凝ったりしてしまうとシラケる可能性があります。
今年であればアナと雪の女王はかなり使えますね。
あとは妖怪ウォッチとかCHAGE & ASKAとか。
これをどう組み合わせていくかが腕の見せどころですが、
例えば、「アナと雪の女王」の主題歌をみんなで歌うとして、
① メインボーカルはアナに変装した歌のうまい男子(できればブサイク)
② バックダンサーに今年流行した人たちに変装した社員
※佐村河内さん、小保方さん、錦織圭さん…etc
③ 歌はできるだけ替え歌で、身内ネタを含んだものに
こんな感じでアレンジを効かせてやるとメチャメチャ盛り上がります。
今年は、芸人のネタがあまり流行らなかった代わりに、アナ雪や、妖怪ウォッチ、チャゲアスなど「歌」が流行ったので一発芸は不作ですが、出し物は比較的当たり年ですね。
モノマネ
モノマネは世界共通で昔から存在する笑いのツボです。
これは①と違ってニッチでコアでマニアックであればあるほどウケます。
具体的に言うと、社内の人のモノマネがウケます。
去年、私の会社ではロバート秋山さんの「体モノマネ」で先輩をいじり倒していた新人がいましたが結構ウケていましたね。
「声」ではなくバックミュージックと体で「面白い感じ」を表現するものなのでスベリにくいジャンルであると感じます。
2014年もこのネタは健在なので使える候補としていかがでしょうか。
腹踊り
会社の出し物や一発芸の基本は「定番」が一番ウケます。
腹踊り、これはなぜ昔からずっと言われ続けているかというと、昔から「面白い」とされてきたからです。
また実際に腹踊りの動画で検索するとかなり面白いですし、無数にヒットします。
私も新人の頃は上司から「忘年会に向けて一発芸用意しとけ」と言われ、様々検索しましたが、腹踊りやドジョウすくいといった定番モノは考えることもせず即刻選択肢から除外しました。
しかし4年前の忘年会では腹踊りをやっている新人がいて、かなりウケていました。
その後は彼と写真を撮りたいという人たちで溢れ一気に人気者となっていました。
実際は「AKBの歌に合わせ腹踊りをする」というものでしたが、中々いい組み合わせだと思いましたね。
マジックはやってはいけない
相当腕に自身がない限り、マジックはやらないでください。
理由は、上司はあなたにそういう所を求めていないからです。
日本の悪しき風習とも言えるかもしれませんが、基本的にはあなたにこの場で恥をかいてほしいというのが上司の願いです。
またマジックで人を感動させるには相当の訓練が必要で、素人が1週間~2週間、ネットに転がっている情報で身につけたマジックなど全く見たくありませんし、実際盛り上がりません。
瞬間的なマジックや、間に挟むマジックはいいと思いますが、マジック主体の構成で出し物を考えている方は、再考をオススメします。
まとめ
一発芸を成功させるコツはスピード感と全力度です。
「おい○○!一発芸やれ!」
そう、急に振られて、「え~…」となってしまったら90%の確率でスベります。
逆に、「ハイ!!○○やります!!」⇒芸スタート⇒(ドカーン)
本当にこんなものです。
常に振られると思って、やるものを準備しておきましょう。
出し物のコツは、完成度と全力度です。
一発芸と違って出し物はより高い完成度が求められます。
上司には「ここまで一生懸命作り上げました!時間かけました!」というのをアピールしたいところです。
それが伝われば、間違いなく盛り上がります。
勘違いしてはいけないのは、「笑わせなければいけない」ということではないのです。
イメージとしては「楽しくさせる」ということでネタを考えてみていただくと、成功の確率が格段にアップします。
そして、どちらも共通して挙げているのが「全力でやること」です。
ダルそうにやったり、やらされてる感でやっている社員は正直ハッキリわかります。
そういう社員はこちらも不快ですし、逆に一生懸命やってスベった社員は合いの手を入れてあげて「救済」します。
それが結構ウケたりもしますし。
とにかく「全力」これだけは忘れないでください。
以上をまとめといたしますが、皆様のお役に立てたでしょうか。
新人にとっては、これが1年を締めくくる一番の大仕事でしょうが是非参考に頑張ってみてください。