自宅をバリアフリーにリフォーム!我が家は補助金を受け取れる?

これまでの社会は、お年寄りや障碍者などの弱者が使いやすいようにはなっていませんでした。所々に段差があったり、階段だけでエスカレーターやエレベーターがない所ばかりだったのです。

ですが高齢化社会となってお年寄りが増加すると、弱者に対して社会が目を向けるようになりました。段差を極力なくして、足腰の悪いお年寄りでも躓かないようにしたり、車いすでスムーズに移動できるようになったのです。またエスカレーターやエレベーターも増やし、階を楽に移動できるようにしたのです。いわゆるバリアフリー化を施し、全ての人が住みやすい社会になって来ています。




マイホームはバリアフリー設計にするべき?

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社会のバリアフリー化は進んでも、一般家庭のバリアフリー化はなかなか進んでいないのが現状です。一般家庭では予算やスペースの関係で、容易にバリアフリー化を進めることが出来ません。特に借家の場合は勝手にバリアフリー化のための設備を設置することが出来ませんから、バリアフリー化が難しくなっています。

補助金・助成金の条件

病気や事故などで、障がいの状態になった場合、等級や所得などの条件によっては、自宅のバリアフリー化について、市町村からの助成が受けられる場合があります。しかし、ただ年齢が60歳を超えたからなど、年齢による条件がないため、お年寄りに対して補助金が使われることはほとんどありません。

市町村の地域生活支援事業の日常生活用具として、手すりの設置や段差の解消など、簡単な工事や、小規模な住宅改修なども含まれます。この助成を受けるための流れは市町村によって異なりますが、まずは障がい者手帳を取得する事が必要です(障がい者手帳の取得には、数週間~数か月時間がかかる場合があるので、気を付けてください)。

その後、日常生活用具給付の申請をし、市町村からバリアフリーの必要性について審査があります。その際、業者についてご自分で心当たりがなければ、市町村の担当者に相談してください。給付の決定がされると、給付決定通知が届き、いよいよ工事となります。助成費用は市町村より直接業者に支払われますので、自己負担がある場合には、自己負担分だけ業者に支払えばOKです。

全てではなく段階的なバリアフリーリフォームもOK

バリアフリーは全ての工事を一度にやらなくていいというメリットがあります。その中で、少なくともやっておきたいのは「浴室」です。

実は我が家も親が高齢になってたので数年前に浴室をバリアフリーにリフォームしました。築40年以上と古く、リフォームする場所はたくさんありますが、予算の関係でまず、浴室のリフォームから始めました。手すりは体を洗う場所と浴槽の横、脱衣所の転倒を防ぐためにも入口に取り付けました。

リフォームする前は脱衣所から浴室に入る時に段差があり、うっかり転倒してしまったこともあるので、段差も解消して滑りにくい床に替えました。とにかく転倒しない浴室に変更しました。他にも安全に浴槽に入れるバスリフトやヒートショックを防ぐ浴室乾燥暖房機の両方を勧められましたが、予算の関係で浴室乾燥暖房機だけを取り付けました。うちの親はまだ足腰が丈夫で介助は必要ありませんが、早めにバリアフリーの浴槽にリフォームして良かったと思います。今後はトイレのバリアフリーを考えており、便座の横に手すりを取り付けたり、温水シャワー便座に取り替える予定です。

将来自分にとっても必要になるものかもしれないので、必要だと思ったものから徐々に取り付けていく方法もいいでしょう。

健康予防のための対策

バリアフリーというものをもっと身近な存在にしようという取り組みが行われています。

例えばこれまでは、「バリアフリー=お年寄り」というイメージが強かったのですが、今では子どもや将来の自分のために設計して自分の家に盛り込む方が多いのです。

例えばヒートショック予防はバリアフリーの今の流行です。これは温かい部屋から寒い脱衣場、そして温かいお湯へと急激な温度の入れ替わりにより、体に負荷がかかってしまうことです。お風呂場での事故が大きくなる可能性があると、警鐘を鳴らしています。そこで脱衣場や、お風呂に入浴前暖房機能を付加したお風呂や、寒い脱衣場に取り付けられる瞬間空調ヒーターなどが販売されるようになりました。このような製品を使って、ヒートショックを防止すれば、健康の為のバリアフリー化が出来ます。お年を召したご家族のみならず、妊婦の方や小さいお子さんの家庭にも人気があります。