転職エージェントはどうして無料で利用できるの?

リクルートエージェント、DODA、マイナビエージェント、パソナキャリア、typeの人材紹介、JACリクルートメント、アデコ、ワークポート…

通勤電車のドアなどに広告のステッカーをよく貼っていたりしますので、聞いたことがあるブランドはないでしょうか?これらはいわゆる「大手」の転職エージェントです。この他にたくさん転職エージェントは存在しており何百社とあります。実は、転職エージェントはかなり一般化したサービスで、その全てが無料です(ちなみに、ヘッドハンターとは違うサービスです。)




転職エージェントではどんなサービスが受けられるの?

転職者にとって嬉しい転職を支援してくれる多くのサービスで、具体的には以下のようなものです。

  • あなたに専属のキャリアコンサルタントが付き、キャリアのたな卸し強み弱みの可視化や転職相談に応じてくれる。
  • キャリアコンサルタントが希望や経験に応じて、転職市場の動向*を教えてくれる。
  • キャリアコンサルタントが希望や経験に合わせた求人(非公開求人も含む)を紹介してくれる。
  • 応募書類(履歴書や職務経歴書など)の作成アドバイス
  • 面接のアドバイスや面接対策セミナー
  • 企業との面接日程の調整代行
  • 応募企業へあなたを通すべきですといったプッシュ
  • 勤務先との退職交渉のアドバイス
    業界情報、求人量、転職難易度、平均年収など

「非公開求人」とは、採用企業が一般には開示を許しておらず、転職エージェントがあなたが企業が求めるレベルに見合うと判断した場合に見せてもらえる求人です。これらは転職エージェントでしか紹介してもらえない求人です。これらを無料で受けることができます。

なぜ無料で転職エージェントのサービスを受けることができるのか?

それは、転職エージェントのビジネスモデルを理解すると分かります。転職エージェントは転職が決まるとその発注企業から成功報酬をもらうビジネスモデルをしています。ちなみに、人材紹介業や有料職業紹介といい、法律で定められたビジネスです。

つまり、あなたが無料でサービスを受けていても転職が決まれば、転職エージェントは企業から報酬をもらえ経済的に成り立つからです。

となると、強引に転職先を紹介してきたり、変な転職先に押し込まれたりしないかと不安になりますよね…。そうならないためには、「転職エージェントとの付き合い方」を覚える必要があります。

転職エージェントとの付き合い方

転職エージェントは、求人紹介や転職サポートをしてくれるので心強い味方となってくれる一方で、転職が決定することで採用企業から報酬をもらう成功報酬型ビジネスモデルであるため、いいこと言われて企業に押し込まれる不安もつきまといます。ここでは、不安やリスクを抑えメリットを活かす転職エージェントとの付き合い方を提案します。

エージェントは求人数かキャリアコンサルタントで決める

転職エージェントを使う目的は、求人の紹介か転職をサポートしてもらうことですので、この目的に沿ってお付き合いする価値があるか判断しましょう。具体的にいうと、以下2つの観点です。

  1. 紹介してもらえる求人がたくさんありそうか?
  2. 担当についたキャリアコンサルタントはしっかりサポートをしてくれそうか?

どちらかヒットしていれば、合格ラインです。

求人がたくさんありそうか?の判定

転職エージェントとの初回のミーティング時やそれ以降で、求人を紹介してくれますので、その様子を見ればよいでしょう。いくつかの転職エージェントを使い相対的に少なければお付き合いを解消し、他の転職エージェントを探せばよいです。ちなみに、お付き合いの最初は大量に求人を出してくれますが、その後は少しずつになります。理由は、最初は転職エージェントがあなたに未紹介の求人が溜まっているからです。

キャリアコンサルタントはしっかりサポートしてくれそうか?の判定

あなたの今までの経験やスキル、希望や仕事感をしっかり聞いてくれるか?聞いた上で、それに沿った提案や意見をしてくるか?あるいは、沿っていない提案や意見を言ってくる場合は、その根拠をあなたは理解・納得できるか?という観点で検討すればよいでしょう。

連絡が遅い、言ったことを守らない、相性が合わない、人の話を聞かないなどは、それ以前の問題で早くにお付き合いを階層した方がよいです。

大手は1社。中小の転職エージェンも使い合計2〜3社使う

これは私がお勧めする転職エージェントのお付き合い方です。以下、その理由を書きます。

「大手は1社」とおいている理由

理由は2つです。1つは、大手は圧倒的に求人数が多いからで、使わない選択肢はありません。2つ目は、大手が持つ求人は他のどの大手でも大体取り扱っているため、大手を複数使う意味合いがないからです。むしろ、1社で留めておくおくことで、キャリアコンサルタントがよくない場合他の大手を使える選択肢を持っておけます。

大手の転職エージェントは有名で採用企業側もしっています。企業は転職エージェントに求人を出す段階では費用は発生しません(成功報酬型だから)。そのため採用企業は、極端に言うと、知っている全ての大手の転職エージェントに求人を出すのです。

中小の転職エージェントも使う理由

中小の転職エージェントには、業界特化型や地域特化型であったり、キャリアコンサルタントの質(あなたとの中長期的な付き合い)を重視したりするタイプなど、独自のエッジを尖らせたエージェント達がいます。大手では有していない求人があったり、キャリアコンサルタントのサービスの質が高かったりする場合があるからです。

2〜3社に留める理由

転職活動は、書類作成やキャリアコンサルタントとの面談、あるいは企業との面接や日程調整など、もともと多くの時間がかかるものです。加えて、各転職エージェントが提供するシステムがあったり、選考が進むとキャリアコンサルタントとのやりとりが増えたりします。あまり同時に多くのエージェントとお付き合いすると、対応がおざなりになったり、どのキャリアコンサルタントにどんな話をしたかが分からなくなってしまいます。そうならないようにするためです。

キャリアコンサルタントも人です。あなたとの信頼感が無いとサポートしてくれなくなってしまいます。以上から私は、大手は1社、中小の転職エージェンも使い合計2〜3社使うことをお勧めしています。