今更聞けない「ふるさと納税」とは~誰でもできる得しかしない節税対策

最近よく聞く「ふるさと納税」

「お得!!」ということは知っていても、その概略について詳しく理解している人は意外といません。
だんだん地方にお金が回るようになったものの、実際に制度を利用している人は少ないのです。

しかし、2008年から始まったこのふるさと納税も2015年4月1日から法改正があり、より身近に、よりお得になりました。




ふるさと納税 一言で言うと…

furusato

ふるさと納税を一言で言うと、
「2,000円でできる特産品ギフト」

地方にお金を寄付することで、その見返り(特典)として地元の特産品をもらうことができるという制度です。

ふるさと納税の目的

ふるさと納税は、人口の都市集中でお金が地方に回らなくなってしまった現状を打破するために2008年から始まった格差是正推進制度です。これが始まったおかげで地方の税収は回復し、逆に東京都の税収はびっくりするくらいに減収しています。もともと地方のお金だったものが、地方に返済されているようなイメージです。

ふるさと納税のメリット

ふるさと納税は、我々が自治体に「寄付金」という形でお金を払うと、その見返りとして地元の特産品や体験、旅行などの特典を得ることができます。そしてその寄付をした金額を確定申告すると、そこから2000円を差し引いた額の税金が還付・控除されるというわけです。

例えば、50,000円のふるさと納税を行ったとすると、

【50,000-2,000=48,000円】が所得税・住民税から控除され、48,000円分の特産品を2,000円で購入したのと同じになり、節税となるのです。

今の日本の税金システムは搾取された分の享受・見返りが納税者に何もないというのが現状です。お金を頑張って稼いだ人ほど損をする累進課税の国においてこのふるさと納税のシステムは非常に画期的だと人気を博しているのです。

「ふるさと」でなくてもいい

ふるさと納税がここまで発展した理由は、いわゆる「故郷」や「生まれた土地」でなくても寄付をしていいという点にあります。
各自治体のホームページなどを見て、欲しい特産品があればそこにふるさと納税をすることが可能です。

なぜこのようになったかというと、「ふるさと」の定義付けが非常に曖昧だからです。
私も、生まれた地こそ東京ですが、今住んでいる場所は違います。大学に通うため上京したという人も、転勤族で色々な地に住まった経験のある人も、人生において色んなバックグラウンドがあるため「ふるさと」を定義することが非常に難しいのです。

従って、「ふるさとは日本!」ということにしてしまって全国どこでも・誰でも・何度でも・いくつでも寄付できるようにしたのです。

上限額はあるので注意!

そうするとこういうことを考える人が増えてきます。

「じゃあ、ふるさと納税で生活できるくらい10万でも20万でも寄付しよう」

実は、そういうことはできません。ふるさと納税は各世帯の年収や家族構成によって寄付できる上限額が決まっており、いくらでも寄付できるというわけではありません。

ふるさと納税 上限金額早見表

寄付者の
給与収入
独身or共働き 妻が専業主婦
子供無し・又は中学生以下
妻が専業主婦
子供1人(高校生)
妻が専業主婦
子供2人(大学生・高校生)
共働き
子供1人(高校生)
共働き
子供2人(大学生・高校生)
300万 3万円 2万2000円 1万4000円 4000円 1万8000円 1万円
350万 3万8000円 3万円 2万2000円 8000円 2万6000円 1万6000円
400万 4万6000円 3万8000円 3万円 1万6000円 3万4000円 2万4000円
450万 5万8000円 4万6000円 3万8000円 2万4000円 4万2000円 3万4000円
500万 6万6000円 5万8000円 4万6000円 3万2000円 5万2000円 4万2000円
550万 7万4000円 6万6000円 5万8000円 4万2000円 6万4000円 5万2000円
600万 8万4000円 7万6000円 6万8000円 5万2000円 7万2000円 6万4000円
650万 10万6000円 8万4000円 7万6000円 6万4000円 8万2000円 7万2000円
700万 11万6000円 10万8000円 8万6000円 7万4000円 10万4000円 8万2000円
750万 12万8000円 11万8000円 11万円 8万4000円 11万6000円 10万6000円
800万 14万円 13万円 12万円 10万8000円 12万6000円 11万8000円
850万 15万円 14万2000円 13万2000円 12万円 13万8000円 12万8000円
900万 16万2000円 15万2000円 14万4000円 13万円 15万円 14万円
950万 17万4000円 16万6000円 15万6000円 14万2000円 16万2000円 15万2000円
1000万 18万6000円 17万8000円 16万8000円 15万6000円 17万4000円 16万4000円
1500万 38万8000円 37万8000円 36万6000円 35万円 37万4000円 36万2000円

こちらは『ふるさと納税超入門(宝島社)』より引用しています。
見にくくてすいません…

この他に、年金生活をされている人のケースや、企業ではなく自営業で生活されている人のケースもまた上限額変わります。正確な金額は税務署で確認してください。

ふるさと納税まとめ

ふるさと納税始めたくなりましたか??

「得しかしない」という謂われがお分かりいただけたと思います。思い立ったが吉日、今からふるさと納税を始めましょう。